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レーシックの性質

上野のイメージチェンジをしてから、東北・上越新幹線を東京駅まで乗り入れればよかったのだが、上野をそのままに新幹線を東京駅までつないでしまった。
上野がさびれてくるのは無理もない。 ソフトとハードを融合化するか、あるいはソフトからハードへつないでいくようにしなければならない。
ところが、日本の場合、どうしてもハードが不足しているように思ってしまい、ハードをつくろうとする。 昔もいまも、公共投資といえば、ハードのことである。
土木建設業者だけがやたら気勢をあげハッスルしている。 土木建設業者は昔もいまも自民党の集金・集票マシーンである。
ソフトは儲からない。 票に結びつかない。

政界も経済界もソフト化人材の養成には、あまり熱心ではない。 しかし実をいえば、地方でハードは余っている。
道路はすいている。 空港だってガラ空き。
いわゆる多目的ホールは無目的ホールのようになっている。 ハードが足らないのは、むしろ東京である。
このへんで、パラダイムを変えなくてはならない。 ソフトをつくる場合、いちばん大切なのはオリジナル性である。
東京のマネであってはならない。 東京にあるものと同じことをすれば、東京に勝てるはずがない。
その地方の伝統にそった形でのオリジナルな文化の発信をする。 くれぐれも、それで東京に対抗しようなんて考えないことだ。
東京は世界に2つか3つぐらいしかない世界都市であり、首都圏だけで3千5百万人のマーケットを持っている。 まったく別格であり、東京のモノサシを地方に持って行くことで大きな間違いが起こる。

地方都市はその地方なりの超二流を目指せばよい。 もともと日本に一流は似合わないのである。
大学が地方をよみがえらせる。 地方大学こそ街の真ん中になくてはいけない。
広島大学や金沢大学が街の中心地からはなれて、郊外へ移転したが、これは愚行である。 地方都市にとって、大学こそソフト化情報の発信地である。
東京の大学が地価の値上がりに音を上げて、どんどん郊外へ出て行き、厚木や八王子などに行ってしまった。 そうすると東京圏ではあっても、東京ではない。
東京にあるという理由でその大学に行こうとする学生にとっては、魅力が薄れている。 このようなとき、街のど真ん中にある地方大学はチャンスになる。
高度産業社会は人材がどれだけ供給できるかが勝負なのだから、地方大学はとくに魅力づくりをしなくてはならない。 そのさい街のど真ん中にあるというのは、最大の魅力である。

同志社などは、一部移転されているものの、まだ京都の真ん中にあるから人気が高い。

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